結婚運
算命学では、あなたの生年月日から「結婚運」をみることができます。
- 結婚できる人数は?
- 結婚相手どんな人?
- どこで出会う?
- いつ結婚できる?
- 良縁に恵まれない人、、、
- そもそも結婚に向いていない女性、、、
など
人生に大きな影響をもたらす「男女の仲」。出会いから始まり、恋愛、結婚、(離婚)、これらにはどんな意味があるのでしょうか?
「こころの葛藤|生まれる原因」では、算命学の基本である「陰陽五行」によって性質ごとに分類された5種の相性のうち、
”意識しない人”=”自然でいられる人” として、相性がいい関係であることを説明しました。
↓↓↓
- 木性が燃えて火性(火)を生み出し、
- 火性が燃え尽きると土性(灰)となり、
- 土性が固まると金性(鉱物や岩)となり、
- 金性(岩間)から水性(水)が生み出され、
- 水性はやがて、木性(樹木)を育てる
星 | 十干 | 性質 | 陰陽 |
---|---|---|---|
貫索星 |
甲 |
木性 | 陽 |
石門星 |
乙 | 〃 | 陰 |
鳳閣星 |
丙 |
火性 | 陽 |
調舒星 |
丁 |
〃 | 陰 |
禄存星 |
戊 | 土性 | 陽 |
司禄星 |
己 |
〃 | 陰 |
車騎星 |
庚 |
金性 | 陽 |
牽牛星 |
辛 |
〃 | 陰 |
龍高星 |
壬 |
水性 | 陽 |
玉堂星 |
癸 |
〃 | 陰 |
では、男女の仲になると、どうなるでしょうか???
もちろん、”意識しない人”=”自然でいられる人” として、相性がいい関係ではありますが、男女の仲で言えば、悪い言い方をすれば、
↓↓↓
眼中にない(恋愛対象外)と言えますので、男女が互いに好意を寄せるということは、”意識してしまう相手”=”気になる存在”になるのです。
なので、男女の間には、剋しながらも(敵対しながらも)、惹かれあうという奇妙な関係が成立するわけです。
一般的な関係性
↓↓↓
男女の仲
つまり、普通に考えると「火」は「水」をかけられると消えてしまうので、一番苦手(嫌い)な相手になるはずですが、男女間では気になる存在になってしまうのです。
このことから、男女の関係は特別であると同時に、とても”モロく”、壊れやすい関係であることを理解しておく必要もあります。
こんな関係性を意識していれば、夫婦、恋人関係に危機が訪れても、冷静に対応し、互いのすべきこと、また、とるべき行動がハッキリ見えてくるわけです。
結婚できる人数
結婚できる人数は、あなたの命式内に、「配偶者のエネルギー」を持っている”干”の個数を見ていきます。もしあれば、「結婚しやすい人」ということになります。
この「配偶者のエネルギー」は、前述した、あなたにとって剋す(敵対する)関係の”干”が持っていることになります。これは、算命学において「干合(かんごう)」している相手になります。
干合相手
- 甲 木性 陽 → 己 土性 陰
- 乙 木性 陰 → 庚 金性 陽
- 丙 火性 陽 → 辛 金性 陰
- 丁 火性 陰 → 壬 水性 陽
- 戊 土性 陽 → 癸 水性 陰
- 己 土性 陰 → 甲 木性 陽
- 庚 金性 陽 → 乙 木性 陰
- 辛 金性 陰 → 丙 火性 陽
- 壬 水性 陽 → 丁 火性 陰
- 癸 水性 陰 → 戊 土性 陽
あなた → 相手
◎「干合」とは、、、
相剋関係にある十干が、陰陽で組み合わさったときに、性質が変化し和合する関係になる 変質理論のこと。
では、具体的に命式を見ていきます。
分類 | 日干支 | 月干支 | 年干支 |
---|---|---|---|
空間 ⇒ |
甲 |
己 |
庚 |
時間 ⇒ |
戌 |
卯 |
午 |
蔵干 ⇒ |
辛 |
乙 |
己 |
蔵干 ⇒ |
丁 |
− |
丁 |
蔵干 ⇒ |
戊 |
− |
− |
※ 蔵干とは? → コチラ
↓↓↓
自分は「甲」になります。ですので、干合相手は「己」になります。
- 甲 木性 陽 → 己 土性 ●陰
- 乙 木性 陰 → 庚 金性 陽
- 丙 火性 陽 → 辛 金性 陰
- 丁 火性 陰 → 壬 水性 陽
- 戊 土性 陽 → 癸 水性 陰
- 己 土性 陰 → 甲 木性 陽
- 庚 金性 陽 → 乙 木性 陰
- 辛 金性 陰 → 丙 火性 陽
- 壬 水性 陽 → 丁 火性 陰
- 癸 水性 陰 → 戊 土性 ●陽
そして、他の見方として、干合相手の”「陰」「陽」が逆”の ”干”(この場合は、土性の●陽=「戊」)があれば、結婚を伴わない相手(内縁の妻など)になります。
↓↓↓
このことから、この命式を持つ人は、結婚する可能性がある人(正夫・正妻)が「2人」、結婚という形をとらない人(偏夫・偏妻)が「1人」いることになります。
命式に、偏夫、偏妻しかない人が、一般的な夫婦の形=「結婚」という形をとると、不自然な運命をたどっているため、破綻しやすいと言われています。
腐れ縁、口うるさい相手
命式の2か所にある、結婚相手(偏夫・偏妻を含む)の特徴
↓↓↓
C(配偶者の定位置):腐れ縁
D:口うるさい相手
分類 | 日干支 | 月干支 | 年干支 |
---|---|---|---|
空間 ⇒ |
甲 |
己 |
庚 |
時間 ⇒ |
戌 |
卯 |
午 |
蔵干 ⇒ |
辛 |
乙 |
己 |
蔵干 ⇒ |
丁 |
− |
丁 |
蔵干 ⇒ |
戊 |
− |
− |
出会う場所
命式から、結婚相手(偏夫・偏妻を含む)が現れた場所によって、出会う場所がわかります。
↓↓↓
E:大恋愛
F:幼なじみ、お見合い、家系
G:仕事、社会生活の中
分類 | 日干支 E |
月干支 F |
年干支 G |
---|---|---|---|
空間 ⇒ |
甲 |
己 |
庚 |
時間 ⇒ |
戌 |
卯 |
午 |
蔵干 ⇒ |
辛 |
乙 |
己 |
蔵干 ⇒ |
丁 |
− |
丁 |
蔵干 ⇒ |
戊 |
− |
− |
恋愛指数でわかる相性
日干支と、月干支から、相手に対する温度(思う度合い)がわかります。
↓↓↓
AA’:出会い指数
BB’:恋愛指数
CC’:結婚指数
分類 | 日干支 | 月干支 | 年干支 |
---|---|---|---|
空間 ⇒ |
A 甲 |
己 |
庚 |
時間 ⇒ |
A’ 戌 B |
C’ 卯 |
午 |
蔵干 ⇒ |
B’ 辛 C |
乙 |
己 |
蔵干 ⇒ |
丁 |
− |
丁 |
蔵干 ⇒ |
戊 |
− |
− |
この命式を、点数表からみると、
↓↓↓
甲 | 乙 | 丙 | 丁 | 戊 | 己 | 庚 | 辛 | 壬 | 癸 | |
子 | 7 | 4 | 3 | 1 | 3 | 1 | 2 | 9 | 12 | 11 |
丑 | 10 | 8 | 6 | 5 | 6 | 5 | 5 | 6 | 8 | 10 |
寅 | 11 | 12 | 9 | 2 | 9 | 2 | 1 | 3 | 4 | 7 |
卯 | 12 | 11 | 7 | 4 | 7 | 4 | 3 | 1 C C’ |
2 | 9 |
辰 | 8 | 10 | 10 | 8 | 10 | 8 | 6 | 5 | 5 | 6 |
巳 | 4 | 7 | 11 | 12 | 11 | 12 | 9 | 2 | 1 | 3 |
午 | 2 | 9 | 12 | 11 | 12 | 11 | 7 | 4 | 3 | 1 |
未 | 5 | 6 | 8 | 10 | 8 | 10 | 10 | 8 | 6 | 5 |
辛 | 1 | 3 | 4 | 7 | 4 | 7 | 11 | 12 | 9 | 2 |
酉 | 3 | 1 | 2 | 9 | 2 | 9 | 12 | 11 | 7 | 4 |
戌 | 6 A A’ |
5 | 5 | 6 | 5 | 6 | 8 | 10 B B’ |
10 | 8 |
亥 | 9 | 2 | 1 | 3 | 1 | 3 | 4 | 7 | 11 | 12 |
※ この点数は、干支(空間と時間)に関連付けられた 十二大従星 の点数です。
よって、この命式から求められたのは、以下のとおりの点数になります。
↓↓↓
AA’:出会い指数 =6
BB’:恋愛指数 =10
CC’:結婚指数 =1
これらは点数が高ければいいのではなく、各項目において 相手と同じくらいの点数(温度)であれば、バランスが取れていて◎となります。
相手との点数差
- 〜3点 : ○
- 4,5点 : △
- 6点〜 : ×
良縁に恵まれない人
命式の日干支AA’から、良い結婚に恵まれない4つのパターンがわかります。
・
・
・
なんかスイマセン...
↓↓↓
分類 | 日干支 | 月干支 | 年干支 |
---|---|---|---|
空間 ⇒ |
A 甲 |
己 |
庚 |
時間 ⇒ |
A’ 戌 |
卯 |
午 |
蔵干 ⇒ |
辛 |
乙 |
己 |
蔵干 ⇒ |
丁 |
− |
丁 |
蔵干 ⇒ |
戊 |
− |
− |
◎ 4つのパターン
丁 |
「異国の花嫁」: |
---|---|
辛 |
「蔑み(さげすみ)の花嫁」: |
壬 |
「戦場の花嫁」: |
己 |
同上 |
※ 男性もおなじく
結婚に向いていない女性
命式の日柱の「干」が「庚」の人は、金性(金質)の陽=カッチカチ、つまり、自分の意思を曲げない人=そもそも結婚に向いていない と言えます。
↓↓↓
分類 | 日干支 | 月干支 | 年干支 |
---|---|---|---|
空間 ⇒ |
庚 |
||
時間 ⇒ |
|||
蔵干 ⇒ |
|||
蔵干 ⇒ |
|||
蔵干 ⇒ |
結婚のタイミング
結婚のタイミングは日柱の干と、大運と年運の干支が 「干合」するときに、その機会がおとずれます。
◎ 1991/4/10生まれ 女性の命式
分類 | 日干支 | 月干支 | 年干支 |
---|---|---|---|
空間 ⇒ |
庚 |
壬 |
辛 |
時間 ⇒ |
戌 |
辰 |
未 |
蔵干 ⇒ |
辛 |
乙 |
丁 |
蔵干 ⇒ |
丁 |
癸 |
乙 |
蔵干 ⇒ |
戊 |
戊 |
己 |
「庚」と干合するのは、「乙」になります。
↓↓↓
- 甲 木性 陽 → 己 土性 陰
- 乙 木性 陰 → 庚 金性 陽
- 丙 火性 陽 → 辛 金性 陰
- 丁 火性 陰 → 壬 水性 陽
- 戊 土性 陽 → 癸 水性 陰
- 己 土性 陰 → 甲 木性 陽
- 庚 金性 陽 → 乙 木性 陰
- 辛 金性 陰 → 丙 火性 陽
- 壬 水性 陽 → 丁 火性 陰
- 癸 水性 陰 → 戊 土性 陽
大運|10年ごとの運気
年齢 | 干支 | 大運天中殺 |
---|---|---|
9 | 癸巳 | |
19 | 甲午 | |
29 | 乙未 | |
39 | 丙申 | |
49 | 丁酉 | |
59 | 戊戌 | |
69 | 己亥 | |
79 | 庚子 | |
89 | 辛丑 |
年運|1年ごとの運気
年齢 |
干支 |
天中殺 |
---|---|---|
30 |
辛丑 |
|
31 |
壬寅 |
○ |
32 |
癸卯 |
○ |
33 |
甲辰 |
|
34 |
乙巳 |
|
35 |
丙午 |
|
36 |
丁未 |
|
37 |
戊申 |
|
38 |
己酉 |
.
↓↓↓
この例(1991/4/10生まれ 女性)では、
- 大運で「乙」が回ってくる29〜38才
- 年運で「乙」が回ってくる34才
が、結婚のタイミングであると言えます。
リコン予備軍
天中殺中の結婚などの”アクティブな行動”は、凶 とされます。
なぜか???
算命学では、 10コの空間 と 12コの時間 が組み合わさり、その接点によって運命が作られるとしています。この”10コ”と”12コ”のズレである”2”は空間の欠落を意味し、「天中殺」を生じさせているのです。
空間が存在しない、時間のみの状態とは、真っ暗闇の中で、ただ時間のみが流れている状態です。
そんなときは、もちろんどこに向かって行けばいいか分からず、つい色々考えてしまって、無駄なこと、無謀な行動をしがちになります。
そして、天中殺が明け暗闇から抜け出し、ふと目を開けてみると、まったく知らない場所にいることがわかり、ただただ途方に暮れ、そこから戻れなくなってしまうのです。
つまり、この期間は、自らの意思で積極的に動かないことが正解なのです。その時間が過ぎるまで、力を蓄えることが正しい行動になります。
↓↓↓
天中殺に結婚した人 は、次の天中殺(10年後)までに別れてしまうとも言われ、
リコン予備軍になってしまうのです。
・
・
・
なんかスイマセン...
子ども運
つぎに、子ども運を見ていきます。
- 男性なら、結婚相手の”干”と相生関係にある”干”でわかります。
- 女性なら、自分(日柱)の”干”と相生関係にある”干”でわかります。
いずれも、相生関係にある”干”を見ていくわけですが、これは、さきほども出てきましたが、「生み出す」、このような関係のことを指しています。
↓↓↓
- 木性が燃えて火性(火)を生み出し、
- 火性が燃え尽きると土性(灰)となり、
- 土性が固まると金性(鉱物や岩)となり、
- 金性(岩間)から水性(水)が生み出され、
- 水性はやがて、木性(樹木)を育てる
星 | 十干 | 性質 | 陰陽 |
---|---|---|---|
貫索星 |
甲 |
木性 | 陽 |
石門星 |
乙 | 〃 | 陰 |
鳳閣星 |
丙 |
火性 | 陽 |
調舒星 |
丁 |
〃 | 陰 |
禄存星 |
戊 | 土性 | 陽 |
司禄星 |
己 |
〃 | 陰 |
車騎星 |
庚 |
金性 | 陽 |
牽牛星 |
辛 |
〃 | 陰 |
龍高星 |
壬 |
水性 | 陽 |
玉堂星 |
癸 |
〃 | 陰 |
(例)命式を男性と仮定した場合
分類 | 日干支 | 月干支 | 年干支 |
---|---|---|---|
空間 ⇒ |
庚 |
壬 |
辛 |
時間 ⇒ |
戌 |
辰 |
未 |
蔵干 ⇒ |
辛 |
乙 |
丁 |
蔵干 ⇒ |
丁 |
癸 |
乙 |
蔵干 ⇒ |
戊 |
戊 |
己 |
@ 干合相手(結婚相手)もしくは、偏妻がいるか確認する
※ なければ、子どもを授かる運命ではないことになります。
「庚」と干合するのは、「乙」(結婚相手:木性の陰)になるので、偏妻は木性の陽「甲」となる。
- 甲 木性 陽 → 己 土性 陰
- 乙 木性 陰 → 庚 金性 陽
- 丙 火性 陽 → 辛 金性 陰
- 丁 火性 陰 → 壬 水性 陽
- 戊 土性 陽 → 癸 水性 陰
- 己 土性 陰 → 甲 木性 陽
- 庚 金性 陽 → 乙 木性 陰
- 辛 金性 陰 → 丙 火性 陽
- 壬 水性 陽 → 丁 火性 陰
- 癸 水性 陰 → 戊 土性 陽
A 結婚相手の「乙」と、相生関係にある干を確認する
※ なければ、子どもを授かる運命ではないことになります。
「乙」は木性なので、木性と相生関係にあるのは、火性。
B 命式内の、火性の干である「丙」と「丁」を確認する
↓↓↓
命式内に、「丁」(陰)が2こあるので、子どもは2人となり、結婚相手の「乙」も陰なので、
※ 陽×陽=男、陽×陰=女、陰×陽=女、陰×陰=男
よって、この男性の子どもエネルギーは、「男の子2人」という結果になります。
(例)命式を女性と仮定した場合
分類 | 日干支 | 月干支 | 年干支 |
---|---|---|---|
空間 ⇒ |
庚 |
壬 |
辛 |
時間 ⇒ |
戌 |
辰 |
未 |
蔵干 ⇒ |
辛 |
乙 |
丁 |
蔵干 ⇒ |
丁 |
癸 |
乙 |
蔵干 ⇒ |
戊 |
戊 |
己 |
@ 自分の「庚」と、相生関係にある干を確認する
※ なければ、子どもを授かる運命ではないことになります。
「庚」は、金性なので、金性と相生関係にあるのは、水性。
A 命式内の、水性の干である「壬」と「癸」を確認する
↓↓↓
命式内に、「壬」(陽)と「癸」(陰)が1コづつあるので、子どもは2人となり、自分の「庚」が陽なので、
※ 陽×陽=男、陽×陰=女、陰×陽=女、陰×陰=男
よって、この女性の子どもエネルギーは、「男の子1人、女の子1人」という占い結果になります。
命式に子ども運がない場合
命式に子ども運がないが、実際に子どもを持った場合は、”天からの授かりもの”と考えられますが、これは「不自然な形」になるのです。
↓↓↓
このような場合、親の言うことを聞かないなど、”育てにくい子ども”になったりします。